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ディーノに言われ出たのは離れにある人気のないバルコニー。下には木々が生い茂り、ちょっとした森があった
「ここなら......大丈夫かな」
「なにがだい?」
ビックリして大きく肩が跳ねた
思わず振り向けば雲雀がそこに立っていた
「雲雀さん、ビックリさせないでくださいよ...」
「僕は最初からここにいたよ。君が後から来たんでしょ」
「絶対気配消してましたよね」
「.........さぁね」
ふと、雲雀の指に止まる小鳥に目がいく
「わあ、かわいいです」
「ヒバリ、ビックリ。ヒバリ、ビックリ」
「僕はビックリしてないよ」
「あはは、とてもなれているんですね」
小鳥は雲雀の指から離れて名無しの肩に止まる
「雲雀さん、動物がお好きなんですか?」
「......小さい動物は嫌いじゃない」
ふい、と雲雀は顔を背ける。そっと小鳥の頭を撫でると大人しく撫でさせてくれた
「そうだ。さっきディーノさんが...」
「うん、無線通信で聞いたよ。さっきからそこに殺気漂わせているネズミがいるからね」
「え!?」
バリン!と窓ガラスが全て割れ、気がつけば武器を手にした男たちが囲んでいた
「間違いない、雲の守護者だ!」
「討ち取ってボンゴレリングを奪え!」
「.........」
小鳥が飛び立ち、雲雀のリングに炎が灯る
「無駄な抵抗はよせ。もうすぐボンゴレ10代目も終わりだ」
「どうでもいいよ」
「なに......!?」
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