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ぐいぐいくるデザイナーに少々圧され気味だったが、ディーノが間に入ってくれたおかげで助かった
「うん、思った通りだ。よく似合うぜ」
「ありがとうございます」
ビュッ!!
「うわっ」
「僕の屋敷でこれ以上好き勝手するなら咬み殺すよ」
「それしまえって!」
「日程が決まっているならもう用はないでしょ」
「わーったよ。頼むぜ恭弥、名無し」
トンファーをちらつかせながら威嚇するようにディーノたちを追い出す雲雀
「追い出しちゃかわいそうですよ」
「入る許可を出した覚えはない」
「昔、雲雀さんの師匠だったとお伺いしたことがありましたが」
「あの人が勝手に師匠面してただけだよ」
「は、はぁ......じゃあ私着替えてきますね」
「もう脱ぐの?それ」
「?」
振り返ると雲雀がこちらをじっと見つめていた
「先にあの人に見られたのは癪だけど...確かに似合っているね。この髪飾りも、君の黒髪によく映える」
「あ、ありがとうございます...」
“うちのボスと雲雀恭弥、本命はどっち?”
“どっちと一緒だとドキドキする?”
心臓の鼓動がうるさい...
「...なにを考えているんだい?名無し。顔が赤いよ」
「なんでも、ないです...」
「晩餐会ではこれを着るの?」
「他にも何着かありますけど」
「そう、じゃあ僕が選んであげるよ」
「!?」
「ついでに脱ぐの手伝ってあげようか」
「いやいやいやいやっ」
先ほどまでの不機嫌さとは打ってかわり機嫌良さげにドレスに手をかける雲雀
「遠慮しなくていいよ」
「遠慮とかじゃなくて...って、ちょっとー!?」
(...恭さん、書類が溜まっております)
(任せるよ、哲。僕は忙しいから)
(仕事放棄はダメです雲雀さん!)
(君は大人しく脱がされてなよ)
(意味わかりません!)
(......ハァ...)
草壁の気苦労が増えました
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