頼み事
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「...なにこれ」
綱吉から届いた一枚の書類。雲雀は眉間にシワを寄せながら睨むように読んでいく
...グシャッ!
「恭さん!」
「書類潰しちゃダメですよっ」
ポイッと投げ捨てたそれを拾う草壁
「やっぱりな、こーなると思ったぜ」
「!」
「安心しろ、それはコピーだ。本物はこっち」
「ディーノさん!」
「跳ね馬...」
「よう、恭弥。久しぶりだな」
ボンゴレ同盟のキャバッローネ10代目ボスのディーノが部下ロマーリオを連れて現れた
「名無しも久しぶりだな、相変わらずかわいいぜ」
「ディーノさんもおかわりなく」
「ちょっと、僕の屋敷でその子を口説かないでくれる?咬み殺すよ」
「それはそうと恭弥、さっきの読んだんだろ?」
「.........」
「?」
「オレは乗るぜ、弟分の頼みだしな」
「ネズミ捕りならあなただけで充分...」
「の、はずだったんだが...そうもいかなくなった」
「...あの、一体なんの話を......」
「これです」
ス...と草壁が差し出された書類に目を通す
(ボンゴレファミリー......ネズミ、速やかに捕獲、親元をあぶり出し...)
要はボンゴレ内部に入り込んだスパイがいるため見つけ出し駆逐しろ、と。強大であるがゆえに敵も多い。規模の大きいボンゴレは背負う業も大きい
「だからって、なぜ僕がボンゴレ主催の晩餐会に出なきゃならないの」
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