さがしもの
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異変はプールの授業が終わった後に起こった
「な、なんで?」
「憂妃、どうかした?」
青い顔をして荷物を何度も確認する憂妃に黒川花が問いかける
「下着が、無いの」
「えっ!?」
下はあるが、上が無い。何度さがしても見当たらず憂妃は困惑気味だ
「ヘンタイでも忍び込んだか?」
「ヤダー」
「ねぇ、これなに?」
京子が見つけたのは、床に転がるあめ玉。ぶどうの柄がついた包み紙にくるまれている
「ぶどうのあめ玉...もしかしてランボくん?」
「ゲッ!あの牛柄の子ども!?」
子ども嫌いの花は顔をしかめるが、もしランボが犯人なら捕まえなくてはならない
「とにかく上に何か羽織って...」
「ガハハハ!!ランボさんとーじょー!!」
「!!」
噂をすれば。窓の外を駆け回るランボがいた。その頭には見覚えのありすぎるソレがあった
「目ん玉ギョライはっしゃー!!」
「こら、ランボくん!それを返しなさい!」
「ぐぴゃっ!」
普段あまり大声を出さない憂妃が怒ったからか、びっくりしたランボはそのまま頭に下着を引っかけたまま逃げ出してしまった
「まちなさい!」
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