chapter.17
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獄寺のダイナマイトが毒ヘビを吹き飛ばし、雲雀の投げたトンファーを骸が弾いたのはほぼ同時だった
「ツナ無事!?」
「おそく、なりました」
「憂妃!!獄寺君!!ヒバリさん!!」
ボロボロな獄寺と雲雀。そして無事な姉を見て思わず表情が緩む
「わかったか、骸。オレはツナだけを育ててるわけじゃねーんだぞ」
「借りは返したよ」
「いでっ」「ちょっ」
「あっさり捨てたー!」
「これはこれは外野がゾロゾロと、千種は何をしているんですかねぇ...」
「へへ、メガネヤローならアニマルヤローと下の階で仲良くのびてるぜ」
「なるほど」
「すごいよ獄寺君!」
「いや、あの...オレが倒したんじゃねーんスけど...」
「憂妃、下がって」
「雲雀さん...?」
フラフラしながら雲雀はトンファーを拾う
「覚悟はいいかい?」
「これはこれは怖いですねぇ、だが今は僕とボンゴレの邪魔をしないで下さい。第一、君は立っているのもやっとのはずだ。骨を何本も折りましたからねぇ」
「ヒバリさん、そんなヒドい目に...!!」
「それに沢田憂妃も後々僕のモノにするのですから、君はさっさと彼女を諦めた方が賢明ですよ」
「勝手なこと言わないで!」
「...遺言はそれだけかい?」
「クフフフフ、面白いことを言う。君とは契約しておいてもよかったかな?」
(契約...?)
「仕方ない、君から片付けましょう。
一瞬で終わりますよ」
「四」の右目に宿る戦闘能力と死ぬ気の炎
二人の激しい攻防が繰り広げられる
「君の一瞬っていつまで?」
「あのケガで...すごいっ」
「やっぱり強い!さすがヒバリさん!!」
「こいつらを侮るなよ、骸。お前が思っているよりずっと伸び盛りだぞ」
「なるほど、そのようですね。彼がケガをしてなければ勝負はわからなかったかもしれない」
「!」
ケガがハンデとなり、雲雀の肩から血が吹き出す
「ああ!」
「時間のムダです。てっとり早くすませましょう」
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