chapter.17
名前変換
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「お前は悪くないぞ」
「!」
綱吉の言葉にフゥ太は反応した
「全然お前は悪くないんだ。みんなフゥ太の味方だぞ、安心して帰ってこいよ」
ドクン!
「!」
(ほう...マインドコントロールを解く“一番望むこと”を言い当てたか)
「......ツナ...兄...」
「フゥ太!?おい!!」
正気に戻ったフゥ太だったが、そのまま意識を失って倒れてしまった
「君が余計なことをするから、彼 クラッシュしちゃったみたいですね」
「そんな!フゥ太...」
「彼はこの10日間ほとんど眠っていないようでしたしね。思えば最初から手のかかる子でした」
骸は語り出す
「我々はボンゴレ10代目の所在のあたりをつけて日本に来たのですが、特定にはいたらなかった。そこで、10代目と顔見知りと噂のフゥ太くんに来てもらったのですが“沈黙の掟”をつらぬき通し、ずっとだんまりでしてねぇ」
(沈黙の掟...オメルタを...!)
「それで仕方なく以前につくられた並盛のケンカランキングを使い、ツナとファミリーをあぶり出そうとしたんだな」
「目論みは大成功でしたよ。現に今ボンゴレはここにいる」
「......罪のないフゥ太を、こんなにして...六道骸、人を何だと思ってるんだよ!!」
「おもちゃ...ですかね」
「ふざけんな!!」
鞭を手に綱吉は骸に向かっていく
「まさか僕が直接手をくだすことになるとはね」
骸の右目が「四」に変わったのをリボーンは見た
一見なにもないように見えたが、すれ違い様に骸からすさまじい攻撃を浴びせられた綱吉の体は一瞬でボロボロだ
「いってー!痛い~!!」
「どうか、しましたか?」
「......!! 目から死ぬ気の炎!?」
「ほう、見えますか?このオーラこそ第四の道 修羅道で身につけた格闘能力の闘気」
「しゅらどう?スキル......?」
「六道輪廻という言葉をご存知ですか?」
「人は死ぬと生まれ変わって地獄道 餓鬼道 畜生道 修羅道 人間道 天界道のいずれかへいくというやつだな」
「僕の体には前世に六道すべての冥界を廻った記憶が刻まれていましてね。6つの冥界から6つの戦闘能力を授かった」
「なに......言ってんだ?」
「それが本当ならオメーはとんでもねー怪物だな」
「君に言われたくありませんよ、呪われた赤ん坊アルコバレーノ」
(アルコバレーノ......?)
「さあ、次の能力をお見せしましょう
いきますよ」
.