chapter.17
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最上階...
「ビアンキ、ビアンキしっかりして!」
最上階に骸はいた
僕が本物の六道骸です
と、自己紹介した直後に捕らわれていたフゥ太が綱吉たちの背後に現れる。しかし無事を喜ぶ暇もなく、骸に操られているフゥ太にビアンキが刺されてしまった
「フゥ太、何やってんだよ!」
三叉槍の先端部分を剣として持ち綱吉に迫る
フゥ太の目には光が無い
「ううう...」
「マインドコントロールされてるみてーだな」
「そ...そんな!目を覚ませ!フゥ太!!」
「うう」
「うわっタンマ!!」
「クフフフ」
高みの見物をする骸は成り行きをただ見ているだけ。前にディーノにもらった鞭で直接骸を狙うも、使い慣れていない鞭は自分にふりかかる
「あいたー!!」
「クハハハハ、君にはいつも驚かされる。ほらほら後ろ...危ないですよ」
「ううう...」
「ひいい!フゥ太までからんでる!わっ、わっ、やめろフゥ太っ」
「う、うう...!」
鞭にからまり、這いながらもフゥ太は止まらない。ただひたすら骸の言い様に操られている
(フゥ太...!)
“目を覚ます度に、身に覚えのない屍の前に何度もオレは立っていた”
戦いの後ランチアが話してくれた過去
自分のいたファミリーを、仲間を。骸に操られ全滅させてしまった彼は未だに罪の意識に苛まれている
今のフゥ太の目はランチアと同じだ
“僕、もう帰れない...”
フゥ太も骸に操られて罪の意識を感じて...
それで...
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