chapter.16
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「熱くない...」
なに?今の...
「...クフフ、さすが9代目が可愛がるボンゴレの姫君。“それ”は護身用の御守りというわけですか」
「?」
“お守りだよ”
9代目がくれたリング
今は何も反応が見られない
「...骸様」
「ええ、それではまた」
「あ、ちょっと!」
憂妃を一人残して骸と千種は部屋を出て行ってしまった。コツン、と足に何か当たり視線を向けると
「あ、これ雲雀さんの携帯。壊れてる...」
黒のシンプルな携帯が開いた状態で落ちていた。憂妃はそれを拾い、ヒビの入ったディスプレイを見た
「私の写真...?」
割れた画面に表示されていた笑顔の自分。これは、雲雀が草壁に買ってこさせたケーキを彼女に出したときの笑顔だ
(憂妃、クリームついてるよ)
(どこですか?)
(ここ)
(あらら、失礼しました)
(ちがうよ、逆...ほら、ここ)
「!!」
あの日、頬についたクリームをペロッと雲雀に舐められたことを思い出して顔が熱くなる
「......雲雀さん...」
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