chapter.15
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旧国道の一角にある廃虚
黒曜ヘルシーランド
かつて人気を博した総合娯楽施設だったが、台風の影響で土砂崩れが発生し改築計画も破棄されて今や夢の跡のみ
落ち着いて今はマユになったレオンを連れたリボーン含む6人。リボーンは行く際に綱吉に自分は戦わないと宣言し、死ぬ気弾も後一発しか残っていないことを前もって教えていた
ビアンキのポイズンクッキングで鍵を壊し、中へ入る。双子は幼いときにここに両親と来たことがあるらしい
「ずっと小さな頃にね」
「えーっと確か...この辺にガラスばりの植物園があったような...」
「そんなものないじゃない。あなたの目はフシ穴だわ。ツナ」
「なっ」
「アネキ!」
「うーん、でもあったような気がする。私もなんとなくだけど覚えてる...」
ふと、山本が足元に目線を落とす
「なんだこれ?動物の爪痕みたいだ」
「...来るぞ!」
「!?」
「いらっしゃーい!!」
突然茂みから人が飛び出してきた。咄嗟に避けた山本だったが、地面がひび割れて穴が開き、下に落ちてしまう。それを追うようにひとつの影が続いた
「山本くん!」
「なに今の!?」
「人影に見えましたが...」
「ツナと憂妃の記憶は正しかったな。動植物園は土砂の下に埋まっちまってたんだ」
「じゃあここは屋根の上!?」
「生きてるか?野球バカ!」
かなり落ちてしまったが山本は無傷だ
暗がりの中で何かが動いている
「山本くん、何かいる!気を付けて!」
「!?」
「カンゲーすんよ、山本武。柿ピー寝たままでさー。命令ねーし超ヒマだったの。そこへわざわざオレのエモノがいらっしゃったんだもんな。超ハッピー」
黒曜中の制服を着た顔に大きな傷のある少年
六道骸の部下の一人、城島 犬
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