chapter.14
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「え...?マフィアを追放って...それって脱獄の理由と、目的がツナであることと関係あるの?」
「そこまではわからねーが」
「あ~っこんな大変なことになっちゃって!オレどーなっちゃうのー!?」
「どーなるって、骸たちを倒すしかねーな」
「バカ言え!!そんな奴らに勝てるわけねーだろー!!?」
「できなくてもやんねーとならなくなったぞ」
「はぁ?」
「はじめてお前宛に9代目から手紙がきたぞ」
「なー!!9代目だって!?」
「!」
「読むぞ」
『親愛なるボンゴレ10代目。君の成長ぶりはリボーンから聞いているよ。さて君も、歴代ボスがしてきたように新たなステップを踏み出す時がきたようだ。君にボンゴレの最高責任者として指令を言い渡す。六道骸以下脱獄囚をすみやかに捕獲。そして捕らえられた人質を救出せよ。幸運をいのる。9代目』
「...追伸、断った場合には裏切りと見なし、ぶっ殺......」
「わーっ!!わーっ!!きこえないきこえないー!!オレには関係ないよー!!」
マフィアなんかと関わってられるかー!と走り去る綱吉
「ちなみに憂妃宛にもう一枚入ってるぞ」
『憂妃、驚かせてすまなかったね。君にとってはただのおじいちゃんでありたかったが、そうも言っていられなくなった。9代目という立場から君の弟を危険な目にあわせてしまうことを、どうか許してほしい。六道骸は危険な男だ。放っておいたら何をするかわからない。だから君からも彼へ口添えをしてくれないか。これ以上大事なものを、傷つけさせないために...』
「...おじいちゃん、ボンゴレのボスだったんだね」
「...きらいになったか?」
憂妃はゆっくり首を横に振る
「ちょっとびっくりはしたけど、優しいおじいちゃんには変わらないからね。小さな頃に遊んでくれたし、だいすきなおじいちゃんだよ」
「...今度日本に来たら言ってやれ。泣いて喜ぶぞ」
「はは、泣きはしないでしょ」
とにかく今は目の前の問題を解決しないと
憂妃はツナを追って走り出した
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