chapter.14
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「えっ、早退した?」
「ああ、携帯の充電切れたとかでな。まったく」
「ええーっ」
「欠席してる生徒も多いし、何なんだ。一体」
「...ごめんなさい先生!私も早退します!」
「あ、こら!?」
教室に来るも獄寺は見当たらず、また綱吉の姿もない。きっと町で探している。早くしないと...
「早くしなきゃ、大変なことにっ」
「なにがだ?」
「きゃ!や、山本くん!?」
いつの間にやらカバンを下げた山本がついてきていた
「何してるのっ」
「いや、ツナも獄寺もいねーし。憂妃までなんか様子おかしいしで、なんかあったんかなーと思ってさ」
「ごめんね、説明してるヒマないの。とにかく今は獄寺くんを探さないと!」
「よくわかんねーけど、オレも手伝うぜっ」
「ありがとう!」
因みに山本のケンカの強さランキングは2位。一緒にいれば何かあったとき対処しやすい
(山本くん、獄寺くんより順位上なんだ...)
町で人に聞きながら獄寺を探す。すると、商店街の方で黒曜生と並盛生がケンカしていたという話が聞けた
「あっちねっ」「よっしゃ!」
すぐさま商店街へ
そこで目にしたのは...
「10代目......逃げてください」
綱吉をかばい、大量に血を吹き出しながら敵の前に崩れ落ちる獄寺の姿だった
「ツナ!獄寺くん!!」
「早くすまそう」
「うわああっ!!」
だいぶケガを負っている千種の針が綱吉に届く寸前、山本が助けに入った
「フー...すべりこみセーフってとこだな」
「や、山本ぉ!」
「ツナ、無事!?」
「憂妃、来てくれたんだ!そ、そうだ。二人とも、獄寺君が!!」
「ああ...こいつぁ、おだやかじゃねーな」
「!」
山本の目つきが一瞬で変わった
今まで見たことのない迫力
(山本くん、滅多に怒らないのに...)
「邪魔だ」
「っ、」
繰り出される一瞬を見切り、千種のヨーヨーを弾く
「あのときの刀!」
「切ったー!!つーかいつから山本のバット常備~~!?」
「そうか...おまえは並盛中学2ーA出席番号15番。山本 武...」
「だったら何だ」
「おまえは犬の獲物...もめるのめんどい......」
警察が来たからか、全身ボロボロで片足を引きずったまま千種は去って行った
「い、行ってくれた...」
「獄寺くん、獄寺くん!」
「しっかりしろ、獄寺!?」
獄寺はすぐさま運ばれた
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