chapter.02
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「よ、よかったぁ~...一限目自習で」
「だな!」
黒板に書かれた「自習」の文字。ギリギリ間に合い、机に突っ伏す綱吉の頭を小突く
「こら、ツナ」
「なに?」
「なにじゃないの。今日、数学当たる日でしょう」
「ハッ!忘れてたー!」
「だと思った。はいこれ、今日はノート見せてあげる。当てられたらこれ見て答えなさい」
「ありがとうございます憂妃お姉様ー!!」
「手間のかかる弟で大変ね、憂妃」
「あ、花。京子。おはよう」
共に同級生の黒川花に笹川京子。二人とも仲の良い友人であり、特に笹川京子は綱吉が密かに憧れている存在だ
「きょ、京子ちゃん!黒川も...」
「おはよう、ツナくん」
「なに、私がいちゃダメな訳?」
「そ、そんなことないよ!うん!」
「憂妃、今から甘やかしてちゃダメよ。男なんだからこうガツンとしなきゃ」
「家ではガツンってしてるよ」
...リボーンくんが
皆までは言わない
「本当に?こーいうのは甘やかすと為にならないからね」
「と、いうわけだからツナ。ちょうど自習だしおさらいしようか」
「んなー!?」
「10代目!なんならオレがお教えしましょうか!」
「あっ、いや!その...やっぱり憂妃に教えてもらうよ!」
獄寺は学年一の秀才だが、彼の教え方は超理論なため逆に理解するのが難しいのだ
「ははっ、がんばれよツナ」
「なに言ってるの、山本くんもだよ!」
「えっ、マジすか?」
「できていないでしょう?ほら、わかったらさっさと勉強道具出して座りなさい」
「へーい」
「...ほんっと憂妃って面倒見いいわね」
「だねー、なんだかツナくんがうらやましくなってきちゃうな」
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