chapter.13
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「誰とも馴れ合わず、孤高の道を行く君を虜にするほどの魅力をもった女性...興味がありますね」
「.........彼女に...手を...出したら、殺す...」
「おや、まだそんな口をきける元気がありましたか」
男は雲雀の携帯を踏みつけた
「クフフ、沢田憂妃......僕も会ってみたいですね」
「.........」
「ああ、まずは君のお相手でしたね。さぁ、続けましょう」
部屋の隅では、ランキングブックをもったフゥ太が光のない虚ろな目で座っていた
****************
「なんで雲雀さんの携帯繋がらないんだろう...」
嫌な予感しかしない。不安にかられながら院内に戻るとリボーンが両手に懐中時計を持っていた。被害者に共通して置かれていた物だ
「まちがいねーな、ケンカを売られてんのはツナ、お前だぞ」
「えっ?」
「どういうこと?リボーンくん」
「これだ」
「この時計がどうかしたのか?とまってるし壊れてんの?」
「さっきやられた草壁がもっていた時計だ。そしてこれが笹川了平のもっていたもの。その前の奴の所にも、同じように時計があったそうだ。6時で止まったままの物がな」
「6、5、4...って」
「カウントダウンになってる...」
「何だって!?」
「そこでピンときた。こいつを見てみろ」
リボーンが差し出した一枚の紙
並盛中ケンカの強さランキング
「これがどうかしたのか?」
「お前は鈍いな...」
「な、なんだよ」
「よく見てツナ、さっきのカウントダウンと被害者がピッタリ一致してるじゃない」
「ほ、本当だ。つーか、このランキングって」
「フゥ太のランキングだぞ」
「ええ!!」
フゥ太は別名ランキング王子。彼のつくるランキングを元に戦略をたてれば百発百中、必ず勝利できるとも言われており、各マフィアから狙われる立場にある
「オレたちマフィアには『沈黙の掟』というのがある」
「オメルタ...?」
聞き慣れない言葉に首を傾げる
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