chapter.11
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「あらやだ、まただわ」
沢田家のポストに入れられていた封筒
宛名はすべて憂妃
「ゆーちゃん、また入ってたわよ」
「ええっ、また?」
「なにそれ?」
めずらしく動揺する姉の様子が気になり、封筒の中身を見る
「なんだこれっ!?」
“朝、登校するあなたが一番かわいく見えます”
“ぜひその笑顔をオレだけのために”
「キモい!」
「少し前からポストに入れられてて、たまに下駄箱にも」
「ひーっ!」
「ストーカーだな」
「リボーン!」
エスプレッソを飲みながらリボーンが言う
「姉が困ってんだ。ボスであるお前がしっかり守らないでどーすんだ、ツナ」
「こ、こんなときにボスとか関係ないだろ!」
「しばらくすればおさまるから」
「最近顔色悪かったのは、そいつのせいだろ。憂妃」
「う...」
「せめてどこの誰だかわかればなぁ」
「にぶいな、ツナ。ここ見てみろ」
「...あっ、これ並中の便せんだ!」
「並中で憂妃に好意抱いてるやつか...」
「とにかく、なるべくオレも一緒に登校するから、こんなの入ってても気にしないようにしよっ」
「うん、ありがと。ツナ」
「...憂妃」
「?」
ちょいちょいと憂妃を呼ぶリボーン
「ヒバリには知らせてねーのか?」
「なんで雲雀さん?」
「風紀委員の面々使えば一発だろ」
「雲雀さんは忙しいんだし、風紀委員の人たちに余計なことさせるわけにはいかないよ」
「まじめだな、おめーは」
眉を下げなからリボーンは溜め息をついた
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