chapter.10
名前変換
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「山本くん、獄寺くん」
「憂妃さん!」
「よぉ、浴衣決まってんな!似合うぜ!」
「ありがとう」
「てめーもうちょっとましなセリフ吐けや!」
「まーまー、獄寺君...」
「イタリアから届いたオーダーメイドだからな」
「あ、そういえばなんでおじいちゃんの手紙にリボーンくんの名前が?」
「それは......」
「5万」
「ひぃっ!!ヒバリさん!!?」
「!」
リボーンの言葉を遮るように、ショバ代を集めているらしい雲雀が顔を出す
「ショバ代って風紀委員に!?」
「活動費だよ。払えないなら屋台を潰す」
「ひー!払います払います!!」
実際に潰されかけていた屋台の主人からショバ代5万を徴収する
「確かに」
「うちの風紀委員地元最凶ー!?」
ふと視界に入った憂妃に雲雀の足は自然と彼女のもとへ向かう
「やぁ、憂妃。君も来ていたんだね」
「こんばんは、雲雀さん」
「これ、つけてくれているんだね」
雲雀の手が髪飾りに軽く触れた
「はい、気に入ってます」
「そう、よかったよ。それじゃ僕はまだ集金があるから、またね」
「はい」
(...ヒバリさん、憂妃といるときはあんなに優しい顔するんだな」
「とりあえずチョコバナナ一本ください」
「あいよっ」
「少々お待ちを!」
「私たちにも...」
「チョコバナナくださーい♪」
「あっ」
可憐な女子二人。京子とハルだ
「すごーい、お店してるの?」
「う、うん」
「(うわぁ...京子ちゃん浴衣だ。か、かわいい...)」
「はひー、憂妃さんその浴衣とっても似合います!エレガントです!」
「ありがとう、京子もハルちゃんもすごくかわいいよ」
「やだ、そんなっ」
「でもちょっと残念です。みんなで花火見ようって言ってたんで」
「そーだね」
「なぁ!?」
「花火か...」
雲雀さん風紀の仕事で忙しいみたいだしなー
「ヒバリと花火みてーのか?」
「!?」
そうだった。リボーンは読心術が使えるんだった
「ち、ちがうよ。ねぇツナ、早くチョコバナナ売り切っちゃえばチャンスあるんじゃない?」
「ハッ!そ、そっか!」
助言し、出来てきたチョコバナナを受け取り三人は人混みの中に消えた
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