「いつつ...どうせなら憂妃に起こされたいよ」

「甘ったれんな、ダメツナが」


先ほどから容赦ないこの赤ん坊がマフィア界では有名な最強の殺し屋リボーンだ。綱吉を立派なボンゴレファミリー10代目ボスに育て上げることを目的に、住み込み家庭教師となっている


「ツナも早く食べないと遅刻するよ」

「うわっ、本当だ！もうこんな時間だ！」


遅刻しちゃマズイ！と慌ただしく準備する綱吉を一瞥したビアンキが口を開く


「慌ただしい弟を持つと苦労するわね」

「お互いに、かな？」


ビアンキに苦笑し、奈々がニコニコしながら朝から元気ねーと的外れなことを呟けば玄関のチャイムが鳴った


「おはよーございます10代目！憂妃さん！」

「よっ、ツナ！憂妃！」

「獄寺君！」「山本くん！」



双子が同時に同級生二人の名前を呼ぶ



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