chapter.09
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「このやろー!!」
スカルに放たれた銃弾が何かにはじかれる
茂みの奥から現れたのは...巨大なタコ
「タコー!?」
「スカルは巨大ヨロイダコを操ると聞いたことがある!」
スカルの指に反応してヨロイダコは次々とマフィアを蹴散らしていく
「あのチビの指の動きにタコの動きが連動してる、スゲー!どうなってんだ?」
「感心してる場合じゃないよ!」
「さあ、次はだれだ?」
むやみに突っ込んでもタコにはじかれてしまう
マフィアたちが考えあぐねていると...
「なんだ、そのタコまだ食ってなかったのか?きっとうめーのに」
「リボーン!!」
昼寝から起きたリボーンが木の枝に座っていた
どうやらスカルとは顔馴染みらしい
「やっと起きたのかよ!」
「な...なぜここにリボーン先輩が...?」
「ちゃおっス」
「またリボーンのヘンテコな知り合いかよ!?」
「おしゃぶり光ったのに気づかなかったのか?」
「あ」
「せっかく会ったんだし一杯やるぞ。そのタコのさしみでな」
「ば、バカいうな!オレは今カルカッサファミリーのボスから命をうけている!お前は倒すべき敵だ!」
「お前いっつも誰かのパシリだよな」
「お前だけだ、オレをパシリに使ったのは!!なめやがって!!」
タコの足がリボーンを絡めとり
リボーンの早撃ちがスカルの左手に被弾する
「さすが早撃ちだな...だが、片手あれば充分だ」
「リボーン!」
「どうだ、オレはもう昔のスカルではないんだ。死ね、リボーン!」
だがヨロイダコは動かない
シーンと静まり返っている
「なにをしている!!どーして動かない!?」
「こいつはとまどってるよーだな、お前のそんな左手は見たことねーだろーからな」
「なんじゃこりゃ~!!?」
スカルの左手は巨大化しており、タコは命令の意味がわからず動けないでいた
「オレの番だぞ」
バキッ!
「ギャッ!!」
「リボーンつえ~!」
「くそ...こうなったら...戦艦から城を砲撃しろ!」
「そいつはムリだぞ、コロネロも起きただろーからな」
「なっ、コロネロ先輩もここに!?」
《ス、スカル様!!全艦撃沈されました!》
「コロネロのライフルが火を噴いたな」
「あの兵隊チビもメチャツヨかよー。つーか寝ないで最初からやれよ!!」
「いーだろ、お前は戦ってねーんだから」
「!」
(そーいえば、いつもはオレが戦わされてるよーな...まさか今日は守ってくれたのか?)
「オレのパシリはオレが締める」
「やめて~!」
でたっ!!!リボーン美学!!!
抗争はマフィアランド連合軍の勝利に終わり
島には再び平和が訪れた
その後ようやく入島許可がおりたものの、すでに帰る時間となっていたため綱吉は結局遊べることなく帰宅するはめになったのだった
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