chapter.06
名前変換
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「...と、いうわけだ」
「ふぅん、なるほどね。とりあえずこれは返すよ」
リボーンにレオンを返し、憂妃の手を引いて雲雀は歩き出す
「雲雀さん?」
「優勝した人の言うことは絶対なんだろ?」
「誰がそんなことを...」
「赤ん坊から聞いたよ」
「(絶対後付けだー!)」
綱吉や他のリタイアした面子に目もくれずやってきた応接室。雲雀の机には書類が溜まっている。めずらしく雲雀がお茶を用意して持ってきてくれた
「はい」
「あ、ありがとうございます」
「女子が体冷やすものじゃないよ」
「すみません、熱中してたらつい...」
「子どもだね」
「う...」
お茶を飲み、ひと息つく
「さて、言うこと聞いてもらおうかな」
「は、はい!」
「君の、今日の残りの時間を僕と過ごすこと」
「は...い?」
「何そのポカンとした顔。嫌なの?」
「いいえ、全然。雲雀さんといて嫌なことなんて、まったくないです」
「...そう」
外の喧騒を他所に、二人きりの応接室には穏やかな空気が流れていた
.
6/6ページ