chapter.06
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「よし、またまた特別ルール追加だ。憂妃、ここに来い」
「う、うん...」
「レオンを奪い合うのは今までどーりだが、今回はつかまえて憂妃の所に持ってきた時点で勝ちとするぞ」
「なんじゃそりゃ!?」
「ただし、今度のレオンは逃げるぞ」
「聞けこら審判!」
「大丈夫よツナ、むしろちょっと疲れてたからありがたいよ」
「そ、そう?」
「んじゃ第2ラウンドスタートだぞ」
レオンターボがグラウンドを走り回る
雪合戦を観戦しながら憂妃はリボーンに問う
「リボーンくん、雪合戦って言いながらツナたちの個人能力測定してるでしょ?」
「...なんのことだかな」
「とぼけちゃって、さっき山本くんと笹川先輩の身体能力測定してたの知ってるよ」
そういうとリボーンはニィ...と口角を上げた
「やっぱりおまえは...」
「ん?」
「......いや、なんでもないぞ。気にすんな。それより決着がつきそうだぞ」
「えっ」
獄寺の2倍ボスで。
巨大化したエンツィオに押し潰され。
雪玉と一体化し身動きとれなくなり。
各々ハプニング続きでリタイアする者が続出し、いつの間にか残ったのは綱吉のみ
「ツナすごいっ」
「強運もボスの資質だ」
「さっさと捕まえてケリつけてこい」
「う、うん」
いいのかなぁ...と不安になりながら走るレオンを追いかける。しかし彼より先にレオンを拾い上げる人物がいた
「あ」
「ヒバリさん!!」
「何これ?あと、そのデカいカメ」
日曜なのにいつもの学ランを着た雲雀が立っていた
「いや、あの、なんでヒバリさんが日曜日に!?」
「せっかくの雪だ。雪合戦でもしようかとね」
「ヒバリさんも!?」
「といっても群れる標的に一方的にぶつけるんだけど」
(なんでこの人捕まんないの!?)
「...っくしゅん」
小さなくしゃみを溢す憂妃に気がついた雲雀はレオンを持ったまま彼女に歩み寄る
「ちゃおっス、ヒバリ」
「やぁ、赤ん坊」
「今日の優勝はヒバリだな」
「何の話だい?」
雲雀はリボーンから雪合戦第2ラウンドのルールを聞いた
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