chapter.05
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「んじゃ、ポイズン無しのチョコが完成したみてーだからオレはそろそろ帰るぞ。ママンにはオレから話しておくが...あまり遅くなるなよ」
「う、うん...」
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「来ちゃった...」
雲雀さん、戻ってるかな...
受け取ってもらえるかな
そわそわしながら応接室前をうろうろしていると不意に扉がガラリと開き、雲雀が顔を出した
「ひゃっ」
「...何してるの、さっきから」
「え...まさか最初から?」
「うん、気配でバレバレだよ。今日はもう帰っていいよって言ったはずだけど」
「雲雀さんに、わ、渡したい物があって」
「...? とりあえず入りなよ」
「はい、失礼します」
風紀委員...いや、もう雲雀の仕事部屋といっても過言ではない応接室。いつも綺麗にされている室内の片隅に積み上げられたたくさんのチョコに驚いた
「ひ、雲雀さん...それ...」
「ああ、下駄箱に入ってたんだ。後で別の風紀委員に回収させるよ」
「はあ...」
雲雀さんってモテるんだ...
やっぱ持って帰ろうかな
「それで、君のカバンから覗いてるそれは一体誰に渡すつもり?」
「!?」
「...まさか、あの金髪の男かい?」
雲雀の纏う雰囲気が一変した
明らかに怒気が籠った視線が突き刺さる
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