chapter.05
名前変換
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「......」
カバンの中にある一つの包み
まだ誰にも渡していないそれ
(なんでひとつ余分に作ったんだろ...)
♪~♪♪~
「あ...」
携帯に着信。ディスプレイには『雲雀さん』
思わず少しドキッとする
「も、もしもし?」
『憂妃、学校は終わった?』
「はい」
『そう。僕は街を見回りしてから戻るから、今日は帰っていいよ』
「わかりました」
「死ぬ気で京子のチョコの行方を知るー!!」
「は?」
振り返ればさっきまで頭抱えていた弟がパンツ一丁になっていた
「待てー!京子ぉー!!」
「あーあ...」
『...あのうるさい草食動物が出ていったみたいだね。後で咬み殺しておかないと』
「お、お手柔らかに」
『それじゃあね』
プツッと切れた電話
私も帰ろうとカバンを持ち学校を出た
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