chapter.29
名前変換
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「そして、今回のリング争奪戦では沢田憂妃こと【ボンゴレの姫・姫の持つリング】も、勝った方が所持することとさせていただきます」
「「!!?」」
「なっ...!!?」
「憂妃殿は物ではない!」
「......これも、9代目が決めたことか?」
「はい」
家光は眉間に深くシワをきざむ
「本来、7種類のハーフボンゴレリングはボスの持つ1組と門外顧問の持つ1組。計2組存在し、跡継ぎの式典の際に9代目と門外顧問の2人が認めた7名に、2組のリングを合体させた完全なるボンゴレリングの状態で継承されるものなのです」
「ですが今回、異例の事態となってしまいました。2人がふさわしいと考える7名が食い違い、それぞれ違う人物に一方だけを配ったのです」
「すなわち9代目が後継者と認めたXANXUS様率いる7名と、家光氏が後継者と認めた沢田綱吉率いる7名です」
「そこで真にリングにふさわしいのはどちらなのか、命をかけて証明してもらいます」
「場所は深夜の並盛中学校。詳しくは追って説明いたします」
「え!?並中でやんの!!?」
「それでは明晩11時 並盛中でお待ちしています」
「さようなら」
チェルベッロは憂妃を解放すると、あっという間に夜の闇に消えた
「憂妃殿、ケガは?」
「大丈夫だよバジルくん、ありがとう」
「.........仲良しごっこか、ガキが」
ボソッと聞こえた声に憂妃はXANXUSを見上げる
(...この人たちと、ツナたちが......)
「ンフッ、可愛いわねぇ。はやく頂きたいわぁ♪」
「おちつきなよ、ルッスーリア」
「ししし、王子の嫁にしてやってもいいよ。殺しちゃうかもだけど」
「むぅ..............可憐だ.....(ボソッ)」
「う"おぉい!てめーら行くぞぉ!!」
最後にXANXUSは綱吉と憂妃を睨みつけ、部下共々去っていった
7/7ページ