chapter.29
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綱吉を見送った後しばらく玄関の外で待ち続けてみたが、まったく人影は現れず。あのいつも騒がしい声も聞こえない
「まさか、敵に......いやいや、考えるな。大丈夫、きっとツナやみんなが守ってくれる...」
御守りのリングが手のひらの中で仄かに光を発していることにも気づかず、祈りながら強く握る
そのとき
「失礼します。沢田憂妃様」
「...っ、!?」
女性の声が聞こえたと思った瞬間
憂妃の姿はもう居なくなっていた
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危うくレヴィ雷撃隊に消されそうになっていたランボたちを救い出した了平、山本、獄寺。そこへ綱吉もようやく駆けつけた
その直後に現れたレヴィ・ア・タン
そして彼の後に続くように次々と姿を現したヴァリアーの守護者たち。そんな彼等を率いるのが真ん中に立つ、顔に古傷のある男だ
ボンゴレ10代目に最も近いと言われていた男
名は【XANXUSーザンザス】
そしてXANXUS率いるヴァリアーの面々と
綱吉を筆頭とした各々の守護者たちが対面していた
XANXUSの眼光が鋭さを増し、綱吉を睨み付ける
「沢田綱吉...」
XANXUSの手に光が集まる
「まさかボス、いきなりアレを......!!」
「オレ達まで殺す気か!?」
「やべーぞ!逃げろ!」
「ええ!?」
「死ね」
「待てXANXUS。そこまでだ」
光球が放たれる寸前、両者の間に突き刺さったツルハシ
「ここからはオレが仕切らせてもらう」
部下を連れた家光が名乗り出る
「と......父さん!!?」
「なっ、10代目のお父様!!」
「家光...!」
「て...てめー何しに」
「XANXUS。お前の部下は門外顧問であるこのオレに剣を向けるのか」
「............」
「な...!この2人...なんて殺気だ!」
「と、父さん...?何言ってんの...?」