chapter.29
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「 ...さて、行くか」
「お父さん、どこか行くの?」
自宅の玄関先で家光は支度を整えていた
聞こえてきた愛娘の声に父は振り返る
「ああ、ちょっとな。それよりもうすぐツナたちが帰ってくるぞ」
家光の言う通り、ちょうど修業を終えた綱吉とバジルが帰ってきた。めずらしく起きてる父に驚く綱吉
「招いてない客が、思ったより早く来ちまったらしい」
「「!」」
その場の空気とバジル、リボーンの表情が変わる
「本当か、家光」
「本国にいるオレの影からの情報だ。まちがいない」
「にしても早すぎるぞ」
「ニセのリングがこうも早く見破られるとは想定外だった。考えられるとすれば、ザンザスの超直感......」
「!?」
憂妃の脳裏に、奪われたリング(偽物)と奪っていった男が浮かんだ
「な...何の話...?」
「ヴァリアーが日本に上陸したらしい」
「なっ!例のおっかない連中が~~~!??
.........!つーか?何で父さんが...!?」
「オレは守護者全員の安全の確認を兼ね状況を伝えにいく。手伝え、バジル」
「はいっお供します、親方様!」
「ええ!?」
綱吉にとっては驚くことばかりだ
「ツナ、知らなかったの?お父さんがバジルくんの言う“親方様”だって」
「知らないよ、初耳だし!てか憂妃知ってたんなら教えてくれよ!!」
「バジルくんから聞いてるかと」
「そんな......だって......」
長く家にいなかった自分の父がマフィア関係者だという事実に綱吉は腰を抜かし、ヘナヘナとその場に座り込む