chapter.28
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“会いたいです。応接室でまってます”
(送っておいてなんだけど......少し恥ずかしい...)
応接室のソファに座り、 憂妃は先ほど送ったメールの文面を読み返して一人顔を赤らめていた
バジルを見舞い、綱吉のケガを手当てし、さらにランボとイーピンの世話等もこなし雲雀と会う時間が作れずにいた為、久しぶりに会えると思ったら緊張してきた
(雲雀さん.........)
ガラッ!
「ひゃっ」
勢い良く扉が開いて、僅かに息が乱れた雲雀が顔を出す。うれしくて即座に駆け寄った
「雲雀さん!」
「............」
「?、雲雀さ......わっ」
雲雀にじっと見つめられたかと思えば、そのまま強く抱き締められた。突然のことに驚き一瞬固まる
「........会いたかった...」
「!?」
「...なに、その顔」
「い、いえ...雲雀さんがそういうこと言うの...めずらしいなぁ~なんて」
「自分の彼女に会いたいって思うのは変?」
「...っ、」
なんだか雲雀さんが可愛い!
うれしくて堪らず、ぎゅっと抱きついた
「変じゃありません。私も会いたかったです」
「...そう、ならいいけど」
「雲雀さん......大好きです」
「...うん」
す...と顎を持ち上げられて視線が合わさる
「念のため言っておくけど...」
「?」
「僕の方が、 憂妃のこと好きだから」
「ぁ.........」
軽く啄むような口付け
久しぶりに味わう唇
雲雀は後ろ手で扉の施錠をした
「ん......足りない」
「え...っ、あ......んん......」
「逃げないでよ」
「は......っ........」
「もっと口開けて」
性急な、求めるような口付けを雲雀は繰り返す
くずれそうな腰を支えて頭を押さえつけ
味わい尽くすよう舌を絡めた