chapter.28
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「よう恭弥、今日は戦う前に指輪の話をしてぇ。騙してるみてーでスッキリしねぇからな」
「いいよ、興味ないから。あなたをグチャグチャにすること以外」
「ったく、困った奴だぜ」
「ねえ。真剣にやってくれないと、この指輪捨てるよ?」
「なっ、まて!のやろ~~っ」
(気位が高いっつーか戦闘マニアっつーか......)
「わーったよ、じゃあ交換条件だ。真剣勝負でオレが勝ったらおまえにはツナのファミリーの一角を担ってもらうぜ」
「............」
雲雀は機嫌が悪かった
「近々戦いが始まるため各々修業に入る」と 憂妃から話を聞いたが、その後は二人でいられる時間がほとんど無かった
憂妃は毎日命の恩人の見舞いに行き、代わりに毎日ディーノが雲雀の所に来ては戦っていく
(...... 憂妃に、会いたい...)
数日顔を見ないだけで、想いを巡らせる自分は相当彼女に惚れているらしい
「!」
そのとき、携帯の着信音が耳に届いた
「どうした?恭弥......あ、おい!コラ待て!どこ行くんだよ!?」
画面を見た雲雀はトンファーをしまうと屋上を早足で出ていった
呆然と立ち尽くすディーノ
「何なんだ、あいつ......」
「野暮なことは言うもんじゃねぇぞ、ボス」
「はぁ?」
離れた場所で待機していたロマーリオは「若いっていいねぇ」と呟いた