chapter.28
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「ありがとな。バジルのこと」
「ううん、助けてもらったし...それに」
「なんだ、惚れたか?」
「ち、ちがうよ!」
「ダメか?父さんが育てた弟子だぞ?」
「そーゆーことじゃなくて......大きな戦いが始まる...のでしょ?」
「!」
家光だけでなくリボーンの顔色も少し変わった
「...ある人が助言してくれたの」
大切な人たちが傷つき、倒れる様など見たくはない。しかし......どうしても避けられないのならば.......
「私は、私にできることをしたい」
「「............」」
憂妃の持つリングの光が少し増した気がした
「家光......つえーな、おまえの娘は」
「おぉ......こんな優しく可愛く立派に育ってくれて...父さんはうれしいぞ」
「ちょっと...泣かないでよ。あとちょっと話が脱線してる」
「よし、ならここはもういいからおまえは並盛中学に向かえ」
「え?」
「まってる奴がいるんじゃねーのか?」
リボーンの言葉にドキッとする。ここ数日、ろくに顔も合わせる時間がなく会えなかった人が浮かぶ
「あいつの家庭教師がぐちゃぐちゃにされる前に行ってこい」
「う...うん」
家光が口を挟んでくる前に安全な道を教えてもらい、 憂妃は並盛中学校に急いだ
「......雲、か」
「ああ。...反対か?」
「娘を大事にしてくれるなら、かまわねぇさ」
ちょっと寂しいがな...とぼやく家光の言葉をリボーンだけが聞いていた