chapter.27
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バシン!!!
「マジかよ...」
裏手の剣道場。山本は父親に剣道の技を習っていた。普段の父からはかけ離れた強さに山本は打ちのめされる
「オヤジがこんなに強ぇなんて...まるで別人だぜ」
「武。覚悟がねえなら家に帰んな」
「.........っ、」
「お前が剣道をやりてえ理由が遊びなら、父ちゃん以外をあたりな」
あの日、スクアーロに言われた言葉が浮かぶ
「遊びじゃねー......メェーン!!」
「おう、その目だ」
「ぐあっ!!」
背後からの一撃に山本は床に倒れ込む
「いって~~~!後ろからは卑怯だぞオヤジ......!!」
「卑怯?笑わせちゃいけねぇ。遊びじゃねぇってのは、こういうことよ」
「!」
「父ちゃんが教えるのは、戦乱の世に多くの人間を闇に葬った人殺しの剣よ」
「人殺し...?何だよ、そりゃ...」
「名を 時雨蒼燕流」
「時雨...蒼...燕...流?」
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