chapter.25
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「7つのリング...6人の守護者...?」
「なぁ!?オレ以外にも指輪配られたの~!!?」
「そうだぞ」
「ボンゴレの伝統だからな」
「伝統?」
「ボンゴレリングは、初代ボンゴレファミリーの中枢だった7人がボンゴレファミリーである証として、後世に残したものなんだ。そしてファミリーは代々必ず7人の中心メンバーが7つのリングを受け継ぐ掟なんだ」
「それで後継者の証とかって~!!?」
「10代目!!ありがたき幸せっス!!身のひきしまる思いっス!!」
(めっさ喜んでるよ!!)
「そういや、憂妃も似たようなリング持ってるよな」
「小さな頃に...お守りだって渡されたの。ツナのリングとちょっと似てるね。もしかしてこれもボンゴレに関係してるの?」
「......まーな」
「憂妃のリングはちょっと特殊なんだ」
「ボンゴレファミリーの姫君だけが所持するリングは、ある時代を境にボンゴレ総本部の奥にずっとしまわれていたんだ。まあ、10年前に9代目が持ち出して憂妃に渡したみたいだがな」
「憂妃も選ばれたってこと?」
「そうだぞ、ボンゴレの姫としてファミリーのボスと対を成す存在とも言えるな」
「ええっ......!?」
お守りとして持っていたこのリングが
そんな重要な意味をもっていたなんて...!
手の平の中で光るリング。よく見ると中央にはボンゴレの象徴。そして守護者の各属性が周りに彫られていた
獄寺の「嵐のリング」
山本は「雨のリング」
「なんだ...?雨とか嵐とか......天気予報?」
「初代ボンゴレメンバーは個性豊かなメンバーでな。その特徴がリングにも刻まれているんだ」
初代ボスはすべてに染まりつつ、すべてを飲みこみ包容する大空のようだったと言われている。ゆえにリングは「大空のリング」
「そして守護者となる部下達は大空を染めあげる天候になぞらえられたんだ」
・すべてを洗い流す恵みの村雨
「雨のリング」
・荒々しく吹きあれる疾風
「嵐のリング」
・明るく大空を照らす日輪
「晴のリング」
・激しい一撃を秘めた雷電
「雷のリング」
・なにものにもとらわれず我が道をいく浮雲
「雲のリング」
・実体のつかめぬ幻影
「霧のリング」