chapter.25
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「あの男...?」
「っていうかちょっと待てよ!ロン毛が奪っていったリングがもしニセモノだってバレたらどーなっちゃうの!?」
「そりゃ本物を奪い返しにくるだろーな」
「ってことは......これ持ってたら殺されんじゃん!!どーすんだよ!みんなで束になってかかってもダメだった相手だぞ!次は絶対殺される~~~っ」
「心配すんな。あのニセモノ、相当良く出来てて10日はバレねぇ」
「10日って...すぐじゃん!!何の解決にもなってないだろ!?」
「お前はバジルの作った貴重な時間を無駄にする気か?」
「え?」
「まさか...」
「ああ、そのまさかだ。この10日間でみっちり鍛えてヴァリアーを迎え撃つぞ」
「鍛える~~!?ムチャ言うなよ!!」
「まあ、遅かれ早かれボスになるには避けて通れねえ試練だしな」
「なぁっ!?」
「次期ボスの証であるそのリングを守り、ボンゴレ10代目になるのはお前だぞ」
「知らないって!こんなの持ってたら命いくつあっても足んないし!ディーノさんに返してくる!!」
「あ、ちょっとツナ待って!私もバジルくんの様子を見に行くから!」
慌てて着替えてバタバタ出ていく双子
遠ざかる二つの背中を見送る父親
「見ろ友よ、あれがオレのせがれと可愛い可愛い娘だぜ。大きくなっちゃってな」
「知ってるぞ、憂妃はしっかりしてるがツナの方はオレが面倒見てきたんだからな」
「ありがとよ、感謝してるぜ。...アレは反応したか?」
「今はまだ...な。二人にはお前のことバラさないのか?」
「言う準備はできてんだが、うまくいかなくってな~。ま、なるようになるだろ!結局自分で配るもん配っちまったし。奈々~、メシ~♪」
「.........」