chapter.24
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バジルは囮で、恐らく本人にも知らされていない
「あの人のことだ。こうなることは読んでたんだろーが、相当キツイ決断だったと思うぜ」
「...それも“親方様”って人のこと?」
「ん ......あぁ、まぁな」
「...憂妃、帰らねーのか?」
「バジルのことなら心配いらねーぞ。オレとロマーリオが見てるからな」
「...あの、またお見舞いに来ていいですか?」
「ああ、いいぜ」
「ありがとうございます」
病室を出て、廊下で足を止める
背後からリボーンの声が聞こえてきた
「どーした」
「私、バジルくんに守ってもらったのに、何もできないなって少し悔しくなっただけ」
「......」
「ねぇリボーンくん」
「なんだ」
「ハーフボンゴレリングってなに?」
夢で骸が言っていた大きな戦いって、まさか...
「...お前は頭がいいし、賢いからな。憂妃」
「..........」
「まあ、追々ツナたちのいる所で話すぞ。お前の持つリングに関してもな」
「コレのことも?」
首もとで揺れるリング
青い石が嵌め込まれたそれ
「ああ、今言えることは...そのリングはお前が持たなきゃ意味が無いってことだけだ」
“お守りだよ”
「..........」
幼い頃に聞いた優しい声を思い出す
(どうなっているの、おじいちゃん......)