chapter.24
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...中山外科医院
「バジルはどーだ?ロマーリオ」
「命に別状はねえ。よく鍛えられてるみてーだ、傷は浅いぜボス」
「良かった...」
「憂妃の傷も大したことなくて良かったぜ」
「ガラスに衝突する寸前にバジルくんが咄嗟に庇ってくれたんです。こう体を反転させて...」
「へえ、なかなかやるじゃねーか」
「あの...で...」
綱吉がおずおずと話を切り出す
「彼、何者なの...?やっぱりボンゴレのマフィアなんですか?」
「いいや、こいつはボンゴレじゃあない。だが一つ確実に言えることは...こいつはお前の味方だってことだ」
「ボンゴレじゃないバジルくんが味方で、ボンゴレの人がツナを狙った...?」
「つーか別にオレ、敵とか味方とかありませんから」
「それがなあツナ、そーもいってらんねぇみたいだぞ」
「あのリングが動き出したからな」
「リング?そういえばこの子も言ってた。ロン毛の奴が奪ってったやつだろ?」
「ああ、正式名をハーフボンゴレリングというんだ。本当は3年後までしかるべき場所で保管されるはずだったボンゴレの家宝だ」
「ものすごい高級なものなの?」
「確かに値のつけられない代物だが、それだけじゃねーぞ。長いボンゴレの歴史上この指輪のためにどれだけの血が流れたかわかんねーっていう、いわくつきの代物だ」
「何それまじかよ!!」
「一度お祓いした方がいいんじゃ...」
「ロン毛の人もってってくれてよかったー」
「それがなぁ、ツナ...ここにあるんだ」
懐から出したもう一つの小箱
さっき奪われたのは偽物
ディーノは今日このために来たのだと言う
「ある人物から、これをお前に渡すように頼まれてな」
「またオレに!?なんでオレなのー!!?そんな恐ろしいリング~!!」
「そりゃーお前がボンゴレの...」
「ス...ストップ!!家に帰って補習の勉強しなきゃ!!ガンバロ!!じゃ、ディーノさんまた!!」
「おいツナ...?」
「リボーン、憂妃。先行ってるぞ」
バタバタと慌ただしく綱吉は出ていった