chapter.23
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「ランボさんのどかわいた!」
「はいはい...」
「あ、電話だ......ツナ、ちょっとお願いね」
「うん」
ディスプレイには“ディーノ”と表示されていた
「も、もしもし?」
『憂妃、無事か!?』
「はい?無事?」
『あ、いや、今どこにいるんだ?』
「ツナたちと街へ来ています」
ドーン......
「何の音...?」
『憂妃、そこを動くなよ!?』
そこで電話は切れてしまった
地響きのような音がどんどん近づいてくる
「うあぁっ!!」
「男の子!?」
爆風と共に一人の少年が吹き飛ばされてきた。綱吉たちのいる方へ落ちたのが見え、急いで駆けつける
「安全な場所へ!!おぬしに伝えたいことが!」
「ちょっ、何なの!?」
「ツナ!?」
「憂妃!」
額に青色の炎を灯した同い年くらいの少年
彼に手を引かれる形で綱吉が走ってくる
「だ、誰!?うちの弟に何か御用ですか!?」
「弟......はっ!!おぬし...」
「おぬしっ!?」
古風な言い方だなと思った矢先
「う"ぉぉい!!」
空から、剣をもった銀髪の男が降ってきた
「もう鬼ごっこは終わりにしようや」
「ひいいっ出たーっ!!」
「で、何だ?そいつらは」
「!!?」
「そろそろ教えてもらおうか?」
「がっ!!」
「きゃっ!!」
男の凶刃が少年の体を襲う
すぐ後ろにいた憂妃を巻き込んで吹き飛び、近くのビルのガラスを突き破る
「き...君!憂妃!!」
「う"ぉぉい!」
「!」
「そーだぁ。貴様だぁ、このガキとはどーゆー関係だぁ?ゲロっちまわねーとおまえを斬るぜ」