chapter.21
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おまけ
「緑ーたなびくー並盛のー♪」
「!?」
けっきょくレポートを完成できず、リボーンに会うのが怖い綱吉は時間潰そうと屋上へやって来た。そこで目にしたのは...
「君、ちょっと音が外れてるよ」
(ひ、ヒバリさん!?)
「せっかく僕が教えてあげたのに、どうして音を外して覚えたのかな。僕の校歌は完璧なはずだけど」
「ヒバリ、ヒバリ、ハクシュ、ハクシュ」
「あははは、拍手ほしいみたいですよ」
(あ、憂妃もいる。ヒバリさんと背中合わせで座ってるー!!)
「しかもそれで拍手を要求するなんて図々しいね」
「かわいいじゃないですか。はい、拍手拍手」
軽くパチパチと小鳥に拍手を送ると、うれしかったのか小鳥は憂妃の肩に止まった
「あら」
「ちょっと、君。憂妃から離れなよ」
「ヒバリ、カミコロス!」
「ぶはっ!」
雲雀の真似だろうが、小鳥に「咬み殺す」言われたのがおかしくて吹き出した
「ぶふ...あはははは!」
「そこにいるの、隠れてないで出ておいで」
(見つかったー!!!)
綱吉も堪えきれず吹き出し、雲雀に見つかった
「出てこないなら、こっちから行くけど」
「は、はいスミマセン!!立ち聞きするつもりじゃなかったんです!!」
「ツナ?」
「君か......まだ僕に用?」
「い、いえ、たまたま来てみただけで...ヒバリさんがいるとは思わなくて、お邪魔してすいませんでした!!!」
「.........」
「ツナもああ言っていますし、許してあげてください。雲雀さん」
ね?と頬笑む彼女を見てから、一度綱吉を見る
「......別にいいけど、今は群れてないみたいだし」
「え?」
「弱い者ほど群れたがる。君もそうなんだろうと思っていたけど、ときどきわからなくなる」
「はぁ......それは、どういう...」
「か弱い草食動物かと思えば、突然暴れ出して敵を叩きのめす」
(リボーンに死ぬ気弾撃たれたからなんだけどな......)
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