chapter.21
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「僕の一日なんかレポートにしてどうするの」
「リボーンくんに聞いてください...」
紙を丸めてゴミ箱に捨てる雲雀を下から見上げる
「雲雀さんの観察なら私も、ちょっと興味あります」
「ワオ、僕のストーカーになる気かい?」
「ちがいます」
「僕はかまわないけど」
「そこはかまいましょ。ストーカー云々じゃなくてですね...その...」
「?」
「雲雀さんの好きなものとか、欲しいもの......す、好きな人のそういうのが知りたいってだけです。いつもお世話になってるから何か少しでもお返しできればと思ってて...」
「.........」
「だから......っ...んぅ!?」
気恥ずかしさから下に向けていた視界に雲雀の上履きが見えたと思ったら、顔を上げさせられ唇をふさがれた
「......バカだね、君は」
「なんっ...!?」
「いつからそんな顔ができるようになったの」
雲雀の顔の後ろに天井が見える
いつの間にか押し倒されていた
「...あるよ、好きなもの。欲しいものもね」
「えっ」
「教えて欲しい?」
反射的にうなずく。お互いの吐息がかかる位置のまま、雲雀はゆっくり口を開いた
「君のことだよ。憂妃」
「!??」
告げた直後にカプ、と軽く首筋を咬まれる
「いつだって...」
「やっ...!?」
そのまま舌を這わせ、唇はさらに下降する
「僕は君が欲しいと思ってる」
ぐっと両手を抑えられているので抵抗したくてもできない
「だから今は少しだけ、憂妃をちょうだい」
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