chapter.21
名前変換
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「ヒバリさんがオレたちより年齢が上なのは確かなんで、それならお兄さんは知ってるかなと思いまして」
「知らん!」
「えっ」
「あいつとは、同じクラスになったことがないのでな!」
「チッ、役に立たねー芝生頭だぜ」
「なんだとタコ頭!」
「役に立たねーからそう言ってんだよ芝生頭!せっかく10代目がここまでわざわざ足を運んでいらしたのに無駄足にしやがって!!」
「獄寺君おちついて!」
「まーまー」
「で、でもヒバリさんがお兄さんと同級生なのは確かですよね?オレたちが入学したときには、すでにヒバリさんは学校牛耳ってましたし」
「うーん...そう言われればオレが入学したときにはヒバリはすでに風紀委員長をやっていたような気がするなっ」
「えー!!それって、ヒバリさんもっと年上ってこと!?それとも、入学早々風紀委員長になったってことですか!?」
「興味がなかったから確かめたことがないな!」
この人も入学した頃から変わってないんだろうな、と綱吉は一人思った。しかし手がかりが無くなってしまいどうしようか考えていると...
「そんな所でなに群れてるの、咬み殺すよ」
「うわー!!出たー!!」
雲雀本人が現れた
「よーやく見つけたぜ!」
「タイミングいーよなっ」
「おう、ヒバリ!沢田たちがおまえのことを知りたいと言うのでな、色々話をしていたところだ!」
「お、お兄さん!」
「......ふぅん、僕に何か用?戦いなら受けてたつよ」
(ひいっ!!やっぱりヒバリさん怖いー!!)
「おお、男は拳で解り合う!極限青春だー!!」
(お兄さんもワケわからない!!)
笹川了平がいいことを思いついたと意味不明な主張を始めた
「全員ボクシング部に入れ!そして思う存分拳を交え、友情を確かめ合うのだ!!」
「なに言ってやがんだ芝生頭、誰がそんなことするか!」
「オレ、もう野球部入ってるから無理だな」
「そーいう問題!?」
「ボクシングはいいぞ沢田ァ!!オレと一緒にボクシングを極限まで極めようではないか!!」
「いえ、けっこうです!」
「10代目を放しやがれこの芝生頭!!」
「うるさいタコ頭!!」
「野球も面白いぜ、ツナ。なんならみんなでやってみるか」
「ボクシングだと言っとるだろー!!」
「だからそーいう話じゃなくて...」
「......君たち、いい加減にしなよ」
低いドスのきいた声が響く。相当怒っているらしく、雲雀はすでにトンファーを構えていた
「ヒバリさん忘れてたー!!!」
「...咬み殺す!」
.