chapter.20
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「憂妃、こっち向いて」
「? 雲雀さ......っん...」
再び重ねられる唇
(やわらかい......)
「は......」
「ん......もう一回...」
「ぁ......」
一旦放し、角度を変えて深く重ねる
「かわいい......」
「んぁ...っ、雲雀さ......っ...」
「口開けて......そう、いい子だね」
力が抜け、座り込みそうになるも雲雀が支えて壁に押しつけられる
「はぁ...っ、苦し...」
「ワオ、いいね。その顔」
「やっ......んぁ......っ!!」
ビクッと体が強張る。制服のスキマから雲雀が手を入れてきたのだ。首から鎖骨付近に唇を押しつけて吸いつき、痕を残す
「ま、まって...雲雀さん...」
「?」
「まだ...授業が残ってます、から...」
「そう言えばそうだったね。君が煽るからつい」
「あ、煽ってないですってば!」
「続きしたいならいつでも言いなよ。僕は大歓迎だから」
「!!」
「ほら、遅れるよ」
ちゅっ、と最後におでこに口付けされ真っ赤な顔のまま憂妃は教室に戻った
「.........」
屋上に一人残る雲雀
(あぶなかった......)
あのまま続けていたら、理性なんてものは全部吹き飛んでしまうところだった
素直にうれしかった
彼女の想い人が自分で
もし自分以外の男だったなら
なにがなんでも聞き出して咬み殺していただろう
「だれにも渡さない......」
彼女はもう、僕のものだ
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