chapter.03
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「ランボくんに感謝しなさい」
「憂妃さん、甘やかすとコイツはまた調子に乗ります!」
「でもおつかいできたのはスゲーよな」
「黙ってろ野球バカ!」
「ツナがお弁当忘れたからよ。ツナ、ちゃんと忘れないようにしなくちゃね」
「うっ」
若干圧がある姉の言葉に綱吉はうなだれる
「ランボくんも。帰ったらごほうびにアメあげるから今日は大人しくお家に帰ること。いい?」
「う~...」
「ランボくんはいい子だから、できるよね?」
しぶしぶながらも素直に頷くランボ
「ははっ、憂妃にはかなわねーな。な、ツナ」
「う、うん。本気で怒った憂妃はめちゃくちゃ怖いからね...」
「そーなんスか?」
うん、と返事する綱吉は青ざめていた
クラスの大半の男子がランボを羨ましがっていたことは秘密だ
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「はあ、全くランボのせいで恥かいたよ。母さんがちゃんとランボ見ててくれないから」
「母さんに怒るのはちがうんじゃないかしら?」
「そーよ、情けない男ね。そんなにイヤならアホ牛に保育係でもつければいいでしょ?」
「保育係!?」
(簡単に言ってくれるよ。そりゃあ、ランボの面倒をみてくれる人がいれば超うれしいけど、そんな物好きがどこにいるんだよ...)
「ねー、憂妃どこ?」
「今お風呂行ったわよ」
「じゃ、ランボさんも入るー!」
機嫌良く浴室に向かうランボ。頬杖つきながら綱吉は溜め息をつく
「憂妃の言うことはきくんだよな~」
「オレの知り合いの保育係を手配してやろーか?」
今まで黙っていたリボーンが口を開いた
「まっ、まじで?だ、だっておまえ、いつもランボのことはシカトしてんじゃねーか...」
「ツナの勉強がジャマされるのはオレも困るからな」
「リボーン...」
リボーンの言葉に綱吉はほろりと涙した
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