chapter.20
名前変換
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
唐突な質問に二人揃ってぽかーんとしてしまう
「いやぁ...なんつーか、今特定で好きな奴はいないぜ。 みんなで騒ぐのが楽しいからなっ」
「獄寺くんは?」
「オレもいないっスね。影でキャーキャー言われてもうるさいとしか感じねーっスから」
「そう......困ったな」
「ツナの意見はいいのか?」
「身内じゃダメなの」
「?」
「憂妃、今好きな奴いるんだなっ」
「や、山本くん!」
「この...野球バカ!」
「いや、なんか他クラスの男子が騒いでたからさ」
「騒いでた?」
「2年の沢田憂妃がますます可愛くなった、とか。彼氏出来たのかとか」
「えー!?なにそれ知らない!」
「でも、好きな奴いるんだろ?」
「う...」
「オレも最近ちょっと思ってたんだ。なんか憂妃雰囲気かわったな~って」
「そ、そうかな?」
ときどき山本は鋭いことを言う
「ま、なんにせよ憂妃さんに変な虫が寄りつこうものならオレがこのダイナマイトで...」
「ダメ、今すぐしまわないと没収するよ」
「うっ」
「ははっ、ヒバリみてーなこと言うんだな」
「そこの三人、なに群れてるの」
「「「!?」」」
「咬み殺すよ」
「ヒバリ!」
「噂をすれば影だなっ」
あはは!と山本は呑気に笑い、獄寺は威嚇する猫みたいに雲雀を睨み付ける
「憂妃さん、こいつを吹っ飛ばす許可ください」
「だめっ」
「ワオ、受けて立つよ」
「雲雀さんも乗っからない!」
.