chapter.19
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「何だ今のは......?奴は何をしたんだ......」
「ウォーミングアップはまだ終わらないのか?」
「.........クフフ...クハハハハハッ」
「......?」
「ここまでとはうれしい誤算だ。君の肉体を手に入れれば知略をはりめぐらさずとも直接ファミリーに殴り込み、マフィア間の抗争を起こせそうだ」
「!」
「マフィア間の抗争がおまえの目的か」
「クフフ...まさか...僕はそんなちっぽけな男ではありませんよ。僕はこれから世界中の要人の体をのっとるつもりです。そして彼らをあやつり、この醜い俗界を純粋で美しい血の海に変える。世界大戦...なんてベタすぎますかねぇ」
「......」
「だが、手始めはやはりマフィア...マフィアの殲滅からだ」
「なぜマフィアにこだわる」
「恨みか」
「おっと、これ以上話すつもりはない。君は僕の最終形態によって僕のものになるのだから」
.........憂妃......
憂妃......目を覚ませ......
(知らない男の人の声......)
...「姫」の務めを果たせ......
そろそろ決着がつきそうだぞ...
「...!」
ドガッ!!
意識を取り戻して最初に目にしたのは
炎をまとった弟が骸を殴り飛ばした瞬間だった
(あれがツナ...?)
「ぐふ......」
「.........」
「クフフフ...これが、ボンゴレ10代目。僕を...倒した男か......殺せ。君たちマフィアに捕まるぐらいなら、死を選ぶ」
彼のマフィアに対する恨みは相当根深いようだ
「......オレにそんなことはできない」
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