「こんなんでどーやって戦うんだよ!?エンツィオとか武器出るんじゃないのかよ!?手の血行良くしてどーすんだよ!!」

「......さーな、とりあえずつけとけ」

「なっ！？」

「最後まで面白かったですよ、君たちは」

「ひいっ！」


ガキンッ！！


手袋の中にあった何かが剣を弾いて身を守ってくれた


「た...助かった～......ん？中に何かつまってるぞ」


中からは一つの弾が転がり落ちてきた


「た...弾だ!!!」

「特殊弾...!!?」

「そいつだな、よこせツナ」

「撃たせるわけにはいきませんよ！」


骸の妨害をかいくぐり、綱吉の手から特殊弾を受け取るリボーン


「見たことねー弾だな、ぶっつけで試すしかねーか」

「ぶっ...ぶっつけー！？」

「させませんよ。君の体を無傷で手に入れるのはあきらめました」

「そんな!!うわあああ!!!」

「間に合うものか」


綱吉の頭上に大量に放たれたダイナマイト
爆風と衝撃が容赦なく彼を襲った


「ボムをまともに食らいましたね」

「おやおや、これは重傷だ」

「何の効果も表れないところを見ると、特殊弾もはずしたようですね」

「.............」

「万事休す......あっけない幕切れでした。さあ、虫の息のその体を引き取りましょう」



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