chapter.18
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「ほう、これは意外ですね。だが続きは乗っ取った後にゆっくり聞きましょう。君の手で仲間を葬った後にね」
「こんなひどい奴に...負けたくない...」
そうさ、オレはいつもダメダメで
いつも憂妃が守ってくれた
今だって、体があちこち痛くて怖くて
逃げたくないわけじゃない
だけど......こんな、こんな奴には負けたくない!
「こいつにだけは勝ちたいんだ!!!」
その瞬間、マユになったレオンが光り出した
「ボンゴレ、何をした!?」
「オレは何も...」
「ついに羽化したな」
「羽化!?」
「あの時と一緒だ。ディーノが“跳ね馬”になった時とな」
「そうか...アルコバレーノ、君の仕業か」
「ちげーぞ、こいつは形状記憶カメレオンのレオン。オレの生徒が成長すると羽化する、オレの相棒だぞ。どういうわけか生徒に試練が訪れるのを予知するとマユになるんだ」
「そ......そーだったの!?」
「クフフ...それは面白い」
「最後に何を見せられるかと思えば、ペットの羽化ですか」
「まったく君たちはユニークですね、クハハハハハ」
「笑われてんじゃん!!何だよこれ!!これとディーノさんが跳ね馬になるのとどう関係あるんだよ!」
「見てみろ」
口元をくちゅくちゅと動かしながらレオンは徐々に膨らんでいる
「新アイテムを吐きだすぞ、オレの生徒であるおまえ専用のな」
「ええ!?アイテム...?」
「ディーノん時は“跳ね馬のムチ”と“エンツィオ”を吐き出したんだぞ」
「えー!?エンツィオってのレオンの子だったの~!?」
「いつまでも君たちの遊びに付き合っていられません。小休止はこれくらいにして、仕上げです」
「くるぞ」「ぶっ!」
「では目障りな...こちらから」
レオンは真っ二つに切り裂かれてしまったが、形状記憶カメレオンの体質なのか無傷のままスライムのように修復していく
中にあった綱吉専用アイテムが頭上からふわふわ落ちてきた
「?」
「あれが...」
ぽふん、と顔に当たる柔らかい感触
「え...?あれ...?こ...これって...」
真冬に欠かせない防寒具の一つ
「毛糸の手袋~~~!!?」
白地に「27」と赤い糸で縫われた毛糸の手袋
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