chapter.18
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「なぁに、よくあることです。いくら全身を支配したといっても肉体が壊れてしまっていては動きませんからねぇ」
「......それって...ケガで動けない体を無理矢理に動かしてるってこと?」
「それでヒバリには憑依しなかったんだな」
「クフフフ、千種はもう少し...いけそうですね」
千種からドバッと血が吹き出す
「ああ...っムリヤリ起こしたりしたらケガが...!!」
「クフフフフ...平気ですよ。僕は痛みを感じませんからね」
「な...なに言ってんの!!?仲間の体なんだろ!!?」
「違いますよ、憑依したら僕の体です。壊れようが息絶えようが僕の勝手だ」
「......な......そんなの...おかしいよ」
「他人の心配をしているヒマがあるんですか?自分がやられるという時に...」
「君は面白い男だがマフィア向きではありませんね」
獄寺とビアンキ、二人の体からも血が流れ出す。やめてくれ!!と頼む綱吉に骸はある提案を出してきた
「いいですか?君の仲間をこれ以上傷つけられたくなければ、逃げずにおとなしく契約してください」
「そ...そんな...」
「やはり迷うのですね。どのみち君のような人間はこの世界では生き残れない。ボンゴレの10代目には不適格です。さあ、体を明け渡してもらいましょう」
「どうしよう......リボーン、どうしよう!!」
「オレは何もしてやれねーぞ、自分で何とかしろ」
「そんなぁ、いつも助けてくれるじゃないか!!見捨てないでよリボーン!!」
「情けねぇ声出すな」
バキッ!
「ブフッ! だ...って...オレ...どうしたら...」
「いいか、ツナ」
リボーンは綱吉の胸元を掴み引き寄せる
「おまえは誰よりもボンゴレ10代目なんだ」
「!?」
「おまえが気持ちを吐き出せば
それがボンゴレの答えだ」
オレの...きもち......?
「クフフフ、家庭教師もサジを投げましたか。彼の気持ちは“逃げ出したい”ですよ。それとも“仲間のために逃げられない”......かな?」
「...ちたい...」
「!?」
「骸に......勝ちたい」
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