chapter.18
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「...Arrivederci」
ズガンッ!!
自ら命を絶った骸
「や...やりやがった」
「そんな...」
「どうして...こんな...」
「捕まるぐらいなら死んだ方がマシってヤツかもな」
「く...やるせないっス...」
「......(骸の言葉...)」
“また会いましょう”
(また?再び生まれ変わって?)
...ゾクッ
「「!?」」
不意に体に走る悪寒
咄嗟に綱吉と顔を見合わせた
「ツナも?」
「う、うん...なんだかすごく...」
嫌な感じがする...
(なんで?骸は...もう......)
「ついに...骸を倒したのね」
「アネキ!」
「無理すんなよ」
応急措置を施され眠っていたビアンキが目を覚ました
「ビアンキ......?」
「肩貸してくれない?隼人」
「しょーがねーな。きょ...今日だけだかんな」
嫌な感じが強くなる
「獄寺君!!行っちゃダメだ!」
「ビアンキから離れて!」
「え?」「!」
獄寺の頬を骸の剣の切っ先が掠めた
一筋の血が流れる
「なっ、何しやがんだ!」
「まぁ、私ったら...」
同時に悪寒を感じた双子
姉は知らない
己の胸元で点滅するように光るリングの波動を
(やっぱり変だ...いつものビアンキじゃない。この不自然な感じ、前にも......あっ)
「六道...骸......!?」
まさか、そんな...
「クフフ、また会えましたね」
ゴーグルの奥に光る「六」の右目
驚愕を隠せない三人
「で、でたー!!」
「祟りだー!!」
「ほ、本物っ?」
「そんなバカなこと、あるわけねーぞ」
しかし骸の本体はピクリとも動かない
「どうなってるの、幽体!?」
「クフフ、まだ僕にはやるべきことがありましてね。地獄の底から舞い戻ってきましたよ」
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