夢欲
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⚠色々とぶっ飛んでる 首絞め有
夢を見た
ただなまえの首を絞めるだけの夢
なんでなまえの首を絞めてる夢を見たのかは分からないけど、不思議とその時のオレは別に苛立ってた訳でも悲しんでた訳でもなくて、何故か少しだけ楽しんでた
耳に残るなまえの苦しそうな息や喘ぎ声、それに首の骨が軋む音
地に足がつかなくて足をバタバタさせる動きや少しずつ赤くなっていく顔に涙が絞め上げたオレの手につたうのがどうしても、なんというか
そう、愛おしかった
ただなまえが自分のモノになるっていう事が嬉しかったのかもしれないし、苦しんでる顔を見たかっただけなのかもしれない
それに夢に意味を求めてもあんまり意味が無いなんてこともあるだろうしさ
あの夢を見て以来まともになまえの顔が見られない、罪悪感?のようなものが自分の中に張り付いててどうしても気まずくなってしまう
夢の内容を話したらなまえはどんな反応をするだろうか、多分鼻で笑って返すか普通に引くのどっちかなんだろうけど
そんな事話す勇気はオレにはない
今オレがなまえの首を絞めたらどんな顔するだろう、笑うかな?それとも何でかわからなくて困惑した顔する?、
もうこれ考えるの辞めよう、更になまえと顔合わせるの気まずくなる
この夢は綺麗さっぱり忘れよう、そう思っても忘れられないから心のなかで話てるんだけどさ
「はぁ…」
なまえの首、細かったな
て、何考えてるんだよオレ忘れろよ
「何リンク頭抱えて上見上げてんの?」
「何でもない…」
「嘘つけ!絶対なんかあるじゃん!」
何でこのタイミングで戻ってくるかな
実は野宿の準備をしてて水浴びしに行ったなまえを待ってた所だった
濡れた髪についてた水がちょうど首元に滴っててさっきまでの考えが頭を過ぎらせる
オレはその場から立ち上がって近くの大木に思いっきり頭を打ち付けた、近くでなまえの驚く様な声が聞こえたけどそんなのお構い無しであと2、3回頭を打ち付けた
それでも全く消えてくれない煩悩が少しだけ苛立ちを覚えさせてくる
「ちょー!?何してるの!?めっちゃ血出てるじゃん!」
「いや、大丈夫だからちゃんと髪の毛拭いてきてよ風邪引くよ?」
「私の心配してる場合か!」
額からの血が顎まで伝ってきて地面に雫が染みる、そんなオレの顔をがっしりと掴み焦った顔でこちらを見つめてくるなまえ
もう少しオレに危機感を持って欲しいね、元は9歳児とは言え今は大人なんだから
今ここで手を伸ばしてなまえを押し倒しても止める人は居ないしなまえの力じゃオレに抵抗なんてできない
「うわーパックリいっちゃってる…もー!自分の顔大事にして!無駄にイケメンな顔してるんだか…らっ!?」
なまえの両肩を掴んで大木に押しつけた、びっくりしてるけどそんなの知ったこっちゃないこっちは無駄に理性を煽られてギリギリなんだから
肩に乗せた両手を外してなまえの首元に持っていく、細い首に少し触れた瞬間なまえの肩がビクッと跳ねた
「り、リンク?大丈夫…?頭やった?」
オレ何してるんだよ、名前を呼ばれて一瞬正気に戻って自分の顔面を思いっきり右手で殴った
痛い
「リンクー!?ま、マジで何してるの!?もう寝ろよ頭おかしいよ今日!」
「なまえごめん…好きなだけ打って良いから…」
「はぁ!?打たないよ!寝ろ!はたから見たら痛々しいよ顔面が!」
なまえに押されて結局その日は寝ることにした
次の日の朝もやっぱり夢の事が忘れられなくてなまえの顔を見られなくてナビィに凄く心配された、変な夢は見るもんじゃないね
(あの時名前を呼ばれなかったらどうしてたんだろ…)とか思わなかったとか思ったとか?
好きな人の首を絞める夢を意味するのは「その恋があなたを苦しめる」という意味ならしいですよ〜!全然そんな意図はありませんでした。