Prologue
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「いっっっったぁぁああ!!!!めっちゃしみる……っ!!!!マジで痛い!!!」
何故こんなうるせぇくらい騒いでいるかというと
先程おぶられて半強制で少年の家まで連れてこられたのですけれども
親切にも足の怪我の治療してくれるらしく、してくれる前はなんて優しい子なんだと感動したが
その、傷薬かな?それがまーじで痛いの!
まだ足掴まれてる時の方がマシなレベルで痛いです泣きそう、結構涙目だよ今??
数分後―
「はい終わり」
「……あざっす…」
すごく親切にしてもらって悪いんだけど、痛すぎてなんか、素直に感謝できないですごめんなさい
ベッドの前に設置された背もたれのついていない椅子に若干項垂れながら座って、包帯の巻かれた左足をさすりつつどっからでてるか不明な濁点がついた溜息をついた
「よいしょ…それで、君名前は?オレはリンク」
隣の木製のベッドに腰をかけて、頬杖をついたリンクと名乗った少年は首を傾げながら私に名前を聞いてきたが
生憎自分に関しての記憶が少ししか無かったため名前が出てこなかった
「もしかして名前もわからない?」
なんとなく申し訳無ささが頭上から突き刺さるような感じがしながら頷く
とりあえず名前が無いと何かと不便だと頭の中で何かいい名前が無いか脳内検索にかけてみるも適当な花の名前しか出てこなかった為、名前については保留した_