風邪
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⚠夢主がちょっと頭やられてるかも
「…ゲホッゴホ」
風邪ひきましたなまえです
ちょっと風邪を引いた心当たりはあんまり無いんですけれども
嘘です心当たりは全然あります
少し前の事になるんですけど、リンクさんと一緒に雪山に行ってたんですよ
私普通の長袖のセーラー服で雪山登っててクソ寒かったんですけど、リンクさんは謎に平気だったのであまり気にせず寒さに耐えながら廃墟まで行ったというエピソードがありましてですね
もう、馬鹿と言われても仕方ないレベルで自業自得なんですけど、何故リンクさんは風邪引いてないんだ?おかしくない?そんなに厚着じゃ無いよね?
「なまえ、大丈夫?」
「大丈夫じゃないです…ゲホッ…」
今現在城下町の宿に泊まっていて、ここ2日ほど私はベッドの上からほぼ動けず死にかけです
まじで無能で役立たずでごめんなさいと思う反面やっぱりリンクさんってほんとに同じ人間なのかなとも思っていた
私がこれといって体が弱いとか風邪ひきやすいとかでは無く、普通あんな雪山薄着で登ってたら誰でも風邪引きますよ
リンクさん除いてですけど
「ちょっと、今リンクさんが白タイツ履いてくれたら元気出るかも…」
「頭も熱でやられてるみたいだね、寝よっか」
私の言葉を冗談と取ったのか、はたまた頭おかしくなったのかどっちかだと思って受け流してきたリンクさんは笑顔のまま
おでこから取ったぬるくなったタオルを冷たい水につけて強く絞っていた
くそう、スルースキルが高い!けどそういう所も好き!
「ククッ…なんだ、履いてやればいいじゃないか」
「嫌だよ持ってないし…」
み、ミドナさん!なんて優しいんだ珍しい!(失礼)
「オマエさ、コイツが可哀想だと思わないのか?オマエと違って貧弱なんだから薄着で雪山なんて風邪引くって分かりきってただろ。貧弱なんだから」
前言撤回
絶対リンクさんに白タイツ履かせるの面白いと思ってるだけですね解散
ミドナさんが一番私の心配してませんよこれ、それに貧弱2回言う必要あった?!後もっかいいいますけど、私が!普通!なんですよ!
私の影から上半身だけ出したミドナさんはやれやれと言わんばかりに首を振りつつ悪巧みしてそうな笑みを浮かべた
無論リンクさんは白タイツを履くのは拒否してたが私の寝ているベッドの横に椅子を持ってきてそこに座った
なんだなんだと横に目を向けると_
わ、わぁ
ちっか…
「うーん…まだ全然熱いね」
「ヒューヒューお二人共お熱いことで〜」
「ミドナさん、!…、」
「ホラホラちゃんと安静にしとけよ、それ以上熱上げでも知らないぞ〜?」
「ミドナ」
「なんだよちょっと茶化しただけだろ。ちょ、あ、おい!」
ミドナさん影の中に強制送還
にしてもあれは心臓に悪い…おでことおでこ合わせて熱測るってイケメンはしちゃダメだと思うんですよね
未だに近くにある顔に心臓バクバクしながら熱か恥ずかしさでかどっちかわからないような赤くなった顔を掛け布団で隠す
でもタオルおでこに置けないからとすぐ剥がされたんですけどね
鬼かな?
この後何事もなく3日目で完治しました
部屋から出たリンクは扉の前で少しため息をつきながら座り込んだ
(こんな事思っちゃダメなんだろうけど…やっぱり目うるうるしてて顔赤いなまえは心臓に悪いし…もしミドナが居なかったら…いや考えるのやめよう)
とか考えてたリンクだったとさ