おそろい
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いつの日か、こんな会話をしたことがあった
「リンクさんってピアスつけてますけど、いつピアス開けたんですか?」
「んー…そうだな、物心ついた時には既に開いてたからわからないな」
「えっ、そうなんですか?!てっきり若気の至りで開けたのかと…」
「なまえは俺をどんな人間だと思ってるの?」
「いや〜…あはは」
「…そんなに気になるなら開けてあげようか?」
「いえ、遠慮します」
「遠慮しなくていいのに」
「結構です」
という会話をした記憶が今蘇った
それはなぜかって?
今何故かリンクさんに無言でピアスを開けられたからです
もうこの文面の時点で頭おかしいけど、事実なんの予兆も無く普通に会話してただけなのにいきなり何も言わずいきなり開けられたんですよ
いや、せめてなんか言ってからピアス開けろよ、流石にいまのはこの寛容な私でも許せない、地味に痛いし
「大丈夫!綺麗に開けれたから」
そういう問題じゃない
ピアスを開けてきた当の本人はと言うと、すっっごい嬉しそーな顔で笑っております
この人はほんとに…何?イケメンの自覚してもらっていい?
「ほら、鏡見てきてよ」
リンクさんに肩を押されるがままにちょうどバックに入れていた手鏡を取り出して自分の耳を見た
その耳は確かに赤く腫れてたけど、ついているピアスは何処かで見たことあるようなデザインをしている、青いシンプルなデザインのピアス
「な?綺麗についてるだろ?」
「そ…うですね…」
それでもちゃんと開ける前に一言ほしかったかな!
顔に集まる熱に開けられたばかりのピアスがついた耳がジンジンして少し痛かった
痛い…けど、おそろいは少しうれしいかもーなんて…
「似合ってるよ」
「さいですか…」
当分は安定するまでこのピアス外せないだろうな
「もう片方も開けとく?」
「丁重にお断りさせていただきます」
「なんで?」
「自分の胸に手を当てて考えてみてください」
「…?わからない」
だーめだこりゃあ…