第1章
夢小説設定
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皆さんこんにちは、はじめましての方ははじめまして
本当なら来月くらいには高校生になっていたはずのなまえです…
私は今、何処かの村に居るようです
なんでこんなに落ち着いてるか、ですって?
先ほどから驚き過ぎていちいち驚いてたら私の精神が持ちませんので、考えるのを辞めました
驚いた主な原因は、ロリコンと美女に怒鳴られてるイケメンのせい
そう、このイケメンこそ前のプロローグで暴れ馬を追いかけていた男性です
この方リンクさんという方で、美女の方はイリアさん、そして後ろでイリアさんをなだめていたのがこの村の村長さんであり、イリアさんのお父さん…ならしい
このお父さんからどうやってこんな美女が…そう思ったけれど、流石に言うのは失礼なので黙りました
まぁそれは少し前の話で、今はロリコンと怒鳴っていたイリアさんも落ち着いて、ロリコンは誤解だったと聞いてリンクさんに少し謝った後、エポナというらしい暴れ馬に優しく怒っていた
不憫だなイケメンよ…(私も不憫なので敬語やめていいですか)
そもそも何故イケメンことリンクさんがロリコンだ何だ怒鳴られて居たのか、それはですね
リンクさんの愛馬エポナにやはり轢かれてしまって気絶してしまった私を妖精の泉?かなんかに連れて行った所で運悪く泉に来ていたイリアさんと遭遇してしまった、でなんやかんや一悶着有り村長の家まで来た
との事…すみませんね童顔で、多分拐ったかなんかだと思われたんでしょうね…可哀想に…(自分が轢かれたの忘れてない私?)
そうじゃ無いですか忘れてたけど私、恩人だと思ってたリンクさんの愛馬に轢かれて今、ズタボロで頭パックリいっちゃってるのに可哀想とか思えないです…よ?
お、思えな…いけど、今目の前の椅子に座ってしゅんとしてるイケメンを見ると、なんか、心に来るものがありますね、幻覚だと思いますけど犬の垂れ耳が見えます
とうとう頭やられたんでしょうかね、パックリいっちゃってますしね、バカ痛いです
「あだっ!?」
何やら私のおでこに何かがぶつかってきた、今日は厄日ですか?何でこんなにぶつけられるんでしょう、これ以上馬鹿になったらどうするんです?
「こら!タロ!」
「ごめんイリアねぇちゃん!」
「私じゃなくてこっちに謝りなさい!」
イリアさんに怒られたタロ?という男の子が申し訳無さそうに入ってきたと思ったら、後ろから小さい麻呂眉の子も入ってきた
偉い特徴的な子だな…
「誰か知らないけどごめんなさい」
「…鈍臭い奴」
ん?今けなされた気がするんですけれど気の所為でしょうか、小さい子に鈍臭いって言われませんでした?その通りなんですけども
まぁ…ちゃんと謝ってくれたし許してあげましょう、元から怒ってませんけど
怒ってませんよ?私は、私はね?、いやー美人って怒ると怖いですね、イリアさんそのへんにしといてあげてくださいよ…
「で、誰なんだコイツ?」
今聞きますそれ?お説教中にそれ聞くとか度胸ありますね、嫌いじゃないですよそういう子
「エポナがカクカクシカジカでね」
「へー、それで包帯巻いてんのな」
ねぇそれ伝わったの?それで伝わるの??ハッ!丁寧語丁寧語…
というかタロくん、人を指で指すんじゃないですよ、普通に失礼ですからね?
気にしないですけど…
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