第1章
夢小説設定
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デジャブ…あなたはご存知ですか?
過去に経験・体験したことのない、事なはずなのに、前にも同じ事を体験したことがあるような感覚に包まれること、いわば既視感というものです【これら全てwikiで調べた物である】
えぇ、今私の眼の前で起きている物は多分それに当てはまるのでしょう
今から私に起きたことを順番に説明していきましょう…
まず私は今日!中学の卒業式だったんですね、そして友達と他愛も無い話をして、気づけば空は既にオレンジ掛かっていました
いつもは通らないけれど、今日は早く帰らねばという気持ちを背負い少し早道になる路地へ足を踏み入れた
はずなんです
勿論路地に入ったことは何度も有りましたよ、ありましたけど…
路地の中がこんな森なわけ無いんですよね
これがいわゆる異世界トリップというやつなのでしょうか、はたまた神隠しなのか…
私なんかしましたっけ?結構真面目に生きてた気がするんですけど
後ろへ戻り元の道へともいかず、既に後ろはただの木…
はい!人生ここで終了のお知らせでーす!
今手元のバッグの中にあるのはスマホに少しばかりの教材(持ち帰り忘れ)とほぼ充電のないモバイルバッテリーに、ほぼ腹の足しにならないチューインガム
此処が異世界ならトリップした特典とか無いんですかね
よく異世界転生した人がステータス!と叫ぶあれをやってみた所、ただ森の中で叫ぶ変人にしかならず、恥ずかしすぎて一回で辞めた
なんなんですか、せめて町中にトリップとかにしてくれませんか?野垂れ死ねという意味で森へ放ったのですか?
そっかそっか、これは夢なんですね了解、そうと思わないともうやってけないです
「あぁ〜!もう!!トリップするんだったらパソコンのデータ全部消してこれば良かった!!」
完全に森の中で1人叫ぶ変人ですけど、こんなとこに人なんていないと思うので大丈夫です多分
た、多分居ない…はず…
何やらだいぶ先の所か分からないですけど…馬?の走る音が聞こえる
待って…どんどん近づいてきていませんか…?
よくよく目を凝らして音のする方へ目を向けてみた、やはり音の正体は馬だったようで真っ直ぐこちらへ向かってきているようです(そろそろ敬語やめていいですか)
綱などが付いているのに誰も乗っていない馬、の後ろには人影が…
馬の後ろにピッタリ追いかけてくれるって絶対に只者じゃなくないですか、人間ですかこれ
もしかしたら私の目が悪いのかもしれないと思い、もう一度目を凝らして見てみるもやはり人影が
やっぱ人間ですね、私の目が悪いわけではなかったようです
あちらも人が居るのに気が付いたようで必死に馬を止めているのですが、一向に止まる様子はなくこちらへ向かって来ています
「そこの人逃げて!」
そう言われ何を考えているのでしょう、私は真っ直ぐ逃げてしまって居たようで
後ろを見れば直ぐ側に暴れ馬が…という所で私の意識は途切れた______
過去に経験・体験したことのない、事なはずなのに、前にも同じ事を体験したことがあるような感覚に包まれること、いわば既視感というものです【これら全てwikiで調べた物である】
えぇ、今私の眼の前で起きている物は多分それに当てはまるのでしょう
今から私に起きたことを順番に説明していきましょう…
まず私は今日!中学の卒業式だったんですね、そして友達と他愛も無い話をして、気づけば空は既にオレンジ掛かっていました
いつもは通らないけれど、今日は早く帰らねばという気持ちを背負い少し早道になる路地へ足を踏み入れた
はずなんです
勿論路地に入ったことは何度も有りましたよ、ありましたけど…
路地の中がこんな森なわけ無いんですよね
これがいわゆる異世界トリップというやつなのでしょうか、はたまた神隠しなのか…
私なんかしましたっけ?結構真面目に生きてた気がするんですけど
後ろへ戻り元の道へともいかず、既に後ろはただの木…
はい!人生ここで終了のお知らせでーす!
今手元のバッグの中にあるのはスマホに少しばかりの教材(持ち帰り忘れ)とほぼ充電のないモバイルバッテリーに、ほぼ腹の足しにならないチューインガム
此処が異世界ならトリップした特典とか無いんですかね
よく異世界転生した人がステータス!と叫ぶあれをやってみた所、ただ森の中で叫ぶ変人にしかならず、恥ずかしすぎて一回で辞めた
なんなんですか、せめて町中にトリップとかにしてくれませんか?野垂れ死ねという意味で森へ放ったのですか?
そっかそっか、これは夢なんですね了解、そうと思わないともうやってけないです
「あぁ〜!もう!!トリップするんだったらパソコンのデータ全部消してこれば良かった!!」
完全に森の中で1人叫ぶ変人ですけど、こんなとこに人なんていないと思うので大丈夫です多分
た、多分居ない…はず…
何やらだいぶ先の所か分からないですけど…馬?の走る音が聞こえる
待って…どんどん近づいてきていませんか…?
よくよく目を凝らして音のする方へ目を向けてみた、やはり音の正体は馬だったようで真っ直ぐこちらへ向かってきているようです(そろそろ敬語やめていいですか)
綱などが付いているのに誰も乗っていない馬、の後ろには人影が…
馬の後ろにピッタリ追いかけてくれるって絶対に只者じゃなくないですか、人間ですかこれ
もしかしたら私の目が悪いのかもしれないと思い、もう一度目を凝らして見てみるもやはり人影が
やっぱ人間ですね、私の目が悪いわけではなかったようです
あちらも人が居るのに気が付いたようで必死に馬を止めているのですが、一向に止まる様子はなくこちらへ向かって来ています
「そこの人逃げて!」
そう言われ何を考えているのでしょう、私は真っ直ぐ逃げてしまって居たようで
後ろを見れば直ぐ側に暴れ馬が…という所で私の意識は途切れた______
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